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ウェアラブル奮闘日記:2005/11
2005/11/30
携帯動画変換君0.33出しました。今回は主にUI側の拡充です。
「ファイル名へのタイムスタンプの追加」と「全バッチリスト処理完了後に何か実行できる」のがポイント。…というか、まいにちCoCoon→iPod→視聴、としていて欲しくなったのでつけただけなんですが。
あと、iPodで16:9再生しようとした時にエラーではねられる条件がわかったので、そこだけ避けて16:9復活させました。たぶんこれで大丈夫なはず。
そろそろドキュメントの整備とかFAQの再整理とかやらなきゃなぁとは思ってますが、いつになることやら…。
2005/11/26
自宅メイン環境が完全に死んでしまっているので正直なんにもしてないですが
とりあえずiPodを単眼ヘッドマウントディスプレイ(Eyetop Classic)に繋いでみました。
…とはいえ、ビデオ出力をただ単にDockコネクタのGNDとVideo Out(8番ピン)から引っ張り出しただけ。コネクタはいつもの(?)千石コネクタです。
この状態で普通にビデオ再生、ウェアラブル鑑賞できることは確認しましたが、やっぱりちょっとスマートじゃないなぁ。
2年以上前とやってること何も変わってないし(2003/07/04参照)
。
というか、実際Dockコネクタからビデオ出力出すよりも、2.5φ端子から出したほうがちょっと使い勝手いいかもしれない…。この時Jukebox Multimedia用に作ったケーブル使いまわせそうな気がするけど、これどこやったっけなー…
ほんとはiPodからの電源出力を使ってEyetopの制御ボックスも駆動しちゃおうと思ってたんですよ。ちょうど
Eyetop制御基板むき出しの状態のも持ってるし(2004/02/28参照)
。 うまくパッケージングすればDockコネクタにカチャっと刺すだけでウェアラブル鑑賞準備完了!みたいな。そりゃ便利じゃん、みたいな。(みたいなって言うな)
で、実はこのケーブル作る前に電源出力をなんとかしようとして…
電圧足んないなー(Dockコネクタは3.3V出力、Eyetop制御ボックスは電池4本=5〜6V入力)→昇圧しないと駄目かー→手ごろなDC/DCとか売ってるかなー→あー、売ってないなー→昇圧回路作らなきゃいけないのかなー→あ!そういや、
コンビニに
ぴったりの昇圧回路売ってるじゃん!
→繋いでみよう→電流足んねorz
という経緯があったのは激しくひみつです。
2005/11/18
まいった……(;´Д`)
開発メインマシン(VersaPro VA22S/AE)のバックライト死亡。
インバータ交換で済めばいいけど、パネル交換なんて話になったらもうマシン換えるしかないなぁ…
(QXGA液晶パネルの部品代なんて怖くて聞けない(つД`))
どちらにしても当面の環境をなんとかしないとな。どうしよ(;´Д`)
2005/11/09
さいきんすっかりアプリ屋さんと化してしまった当サイト。少しは昔の雰囲気を取り戻そうと、秋葉原にiPodのDockコネクタを探しに行きました。
手ごろなのあるかなーと探し回った結果、コネクタそのものは見つかりませんでしたが(どこかに売ってそうなもんだけどなー…)、千石二号店(千石電商の隣のケーブル屋さん)店頭に、ちょうどよさそうなiPod-FireWireの変換コネクタを発見。600円。
このコネクタのポイントは、コネクタ部分がApple純正の流用しにくそーな形のものではなく、サードパーティ製のちょっとチャチいものだったこと。さっそく買ってみると、案の定非常に簡単に(ツメの部分をちょっと押し込んでやるだけで)分解できました。さらには、中に「どうぞここにハンダ付けしてください!」といわんばかりの基板も収まってます。
コネクタ単体で600円と考えるとちょっとお高めだけど、まぁ、加工もしやすそうだし入手性も考えたら上出来かな。
さてさて、そんなわけでコネクタが入手できたので、まずは小手調べにレベル変換回路を組むことにします。iPodは話によるとリモコンはすべてシリアル(19200bps)で制御しているそうで、DockコネクタにはこのためのCMOSレベルのTxD,RxDが出ていると。 しかも電源用の3V出力もあるらしいので非常に便利。とりあえず実験用に、3V単一電源のRS232Cレベル変換IC(ADM3202)を空中配線で繋ぎます。
てきとう実験用ということで空中配線でレベル変換回路作る→ホットボンドもりもり盛って固める→熱収縮チューブで隠す、という、エレガントさのかけらもない、身も蓋もない仕上がりですが、ともかく完成。
コネクタの信号ピン一覧は
iPod Linux - Dock Connector
のページを参考に、リモコンのプロトコルは
iPod Linux - Apple Accessory Protocol
のページが参考になります。
簡単なリモコンコードを送ってみたら、すんなり動作しました。あ、なんか楽しいかも…
…というわけで、実験用アプリなんぞを
でっちあげ
ました(;´Д`)
別に目新しいことなんか何もしてないし、この手の実験アプリは探せばあるんだろうなーとは思いはしたけど…やっぱり自分の手を動かして遊ぶのがいいんですよ!
…で、写真や動画まで表示できるiPodを使っておきながらこんなことして何が楽しいんだ?…とあらためて自問自答しながら
AiRモード(Advanced Remoteモード)で表示できる、独自ロゴを出してみて喜んでみたり…。
話はころっと変わりまして。
えー、昨日出したMacOS版のffmpegのバイナリですが、ライブラリが無いと動かないそうで(;´Д`)そうかダイナミックリンクになってたのかー…(こういうところで経験無いプラットフォームだとポカやりますな)
というわけで。スタティックリンクでバイナリ作り直しました。これなら動く?→
ffmpeg-MobileHackerz-051107-MacOSX-2.zip
そして、ついでにiPodを車載するための充電用電源でも取ろうと、FireWire接続ケーブルを加工して
Firewire Power 12 VDC (+)
を引っ張り出してみましたが わがiPodはびくともしませんでした…。あああ、FireWire未対応って、充電もできないのか!(;´Д`)
いじょう、日記おわり。
2005/11/08
まぁそんなわけで無事(?)携帯動画変換君 0.32を出させていただいたわけですが、まぁまだいろいろ問題は抱えているわけで…
aspect設定が効かない!という問題については、iPod出力に関しては意図的に殺してます。 (一時期16:9のファイルを変換すると再生できない!と言われていたのがこれです)よってこれは仕様と考えてください。
…が、PSP設定でもあおりを食らって設定効いてない、というのはたぶん単純に私のミスです。(直したつもりだったんだけどなー)
閑話休題。
日曜に友人から「とりあえず余ってるから貸しとく!な!」と押し付けられた、Xcodeインストール済のPowerBook G4(;´Д`)
Macといえば…OS8が出るかどーか、Macで使うブラウザといえば当たり前のようにNetscape、なんて時代くらいまでしか知らない(触ってない)ワタシには いきなりOSX Tiger渡されてもわかんねーですよ(;´Д`)
Cocoaってなんじゃー!ObjectiveCわけわかんねー!と、今日はわりと早く帰宅したので格闘してました。
いやほんとわけわかんね(;´Д`)脳みそ老化始まってるおっさんにはキツイっすよ…
というわけで、とりあえず新規の知識は無くてもすぐできたffmpegのBuildだけ置いときます→
ffmpeg-MobileHackerz-051107-MacOSX.zip
(このBuildのソースは基本的に変換君0.32と同じ、一部エラーが出る箇所だけ数行いじってます)
GUIはあまりにも作法が違うので理解するのにとーぶんかかると思います。というか、できるかどうかもワカンネ...(;´Д`)
このffmpegにどんなパラメータを渡せばiPod再生可能なH.264吐くかは、携帯動画変換君のdefault_settings\Transcoding_iPod.iniを見てください。
(※現在のTranscoding_iPod.iniではffmpegでエンコードした後QuickTime(QT3GPPFlatten)でコンテナ再構築をしていますが、再構築しなくてもそこそこ普通に再生できます)
2005/11/05
AVCTest-051105.zip
・-maxfrの動作を変更しました。maxfr設定を超えない範囲で、ソースのフレームレートの整数分の1でフレームレートを決定します(たぶん)
・Avisynth経由読み込みの動作がいろいろ怪しかったのを少し修正しました。フレームレートが変になったりとか。
・ffmpeg+x264の出力をiPodに食わせると、再生はできるけどシークができない(より正確には2〜3分くらい先まで早送りしていくと再生が落ちる)という問題に対応するために、コンテナの再構築にQuickTimeの力を借りることにしました。
iPod向け設定の出力にはQuickTime7以上がインストールされていることが必要です。(iTunes入れれば勝手に入りますけどね)
・-fixaspectの動作を変更しました。元ソースファイルのPixel aspect ratioに対応するようになったので、基本的にそのまんまで大丈夫なはず。
・コクーンからCCDirectoryを使って直接変換した時(など、HTTP経由でダウンロードしながら変換する時)に、冒頭部分が少し切れてしまう問題を直しました。
そろそろこんなもんでFixしようかなー…。
ソースはこちら
。
2005/11/03
AVCTest-051103.zip
ケアレスミスで、変換後のファイルがQTで再生できなかった問題を修正しました。
オーディオのビットレート表示が「1チャンネルあたり」になってしまっていた問題を修正しました。(設定は相変わらずチャンネルあたりです)
「最大フレームレート」というオプション(-maxfr)を追加しました。PSPは再生フレームレートが固定でしたが、iPodは柔軟に対応するみたいなので 基本はソースと同一フレームレートで、キャパを超えそうなら超えないよう落として、という動作としました。なお、-maxfrオプションは、
入力ファイル指定の前
に設定する必要があります。
2005/11/02
AVCTest-051102.zip
設定などはまったく変更なく、ffmpeg.exeのみの差し替えです。
16:9などの動画を変換した際に、iTunesでは読めるがiPod本体で再生できない、という動画が出来てしまうことがある問題をFixしました。
これでたぶん同様の問題はほぼ無くなると…思います。とりあえず不具合が出たという報告を頂いたデータは全部通るようになりました。
2005/11/01
iPod(G5)をちょこっと使ってみた感想など。(結局昨晩は環境構築と手持ちライブラリの変換・転送だけで終わってしまった…)
自分でそう作っておきながら言うのもなんですが、エンコード完了で自動的にiTunesに登録されるのやっぱ便利ですね。正式設定でも採用しようっと。
勝手にエンコード→勝手に登録→同期で持ち出し、は、かなり自分の想定していたスタイルの理想形に近い。こんなに便利なんだったらとっととPSPや携帯で使えるような自動同期ソフト書いてりゃよかった(構想だけはあったんだけど)
あとは見終わった番組・結局見ない番組の「削除」をいかに気軽にするか…なのかな?
実際使ってみるまであまり実感していなかったけど、Podcastingなどで盛り上がる人の気持ちがよくわかった。なるほど、これはうまく使えば面白そう。
でも残念ながら「動画再生機能」
だけ
に注目すると仕上がり具合は1世代前の動画プレイヤーか。(このあたりの使い勝手はPSPなどはさすがに非常に良く出来ています)今後世代を重ねてブラッシュアップされていくことを期待。
とはいえ、iTunesを含めた総合的な使い勝手としては非常に優れていると思います。
製品のハードウェア構成というか製品カテゴリとしてはちょうど3年前の
Jukebox Multimedia
と同じ形態なんですが、いやー、薄く・軽く・洗練されましたねぇ…。消費者として単純に嬉しいですよ!
昨日iPodを買った帰り、電車に乗っていたらPSPで海外ドラマ(?)を見ている若い女性がいました。
今朝、さっそく番組を見ながら電車で出勤していたら、プレイやん+GBASPで動画を見ている男性を見かけました。
ここ数ヶ月、こうやってたまーに「動画を見ている人」を見かけることがあります。正直そんな光景を街中で見るとは1年前には想像もしてませんでした。
「モバイル動画」という概念は、一般的に本格普及するかと問われればそこまで一般化はしないだろうとは思いますが、1年前には電車で動画の画面を眺めているだけで 「ただの変な奴」だったことを考えればそりゃもう個人的には万々歳な方向に世間は進んでいます。自分もその流れをほんのちょっとは後押しすることができたかなと思うと嬉しいです(うぬぼれるなって?はい、確かに(;´Д`))。
今後の予定:
買ってみたら意外と(失礼)iPodが良かったので、動画の互換性だけでなくiTunesを含めたアプリの使い勝手も含めて少し考えてみます。…場合によっては「変換君」ではないiPod連携専用アプリを作ってもいいかも。
変換君は設定の柔軟さを残しつつ日常の操作のステップを減らす、という方向で作りましたが、一般向けということで「設定」をさらに隠蔽したほうがいいかもしれないですね。(興味がある出版社さんとか販社さんとかいましたら連絡ください(笑))
ここ2〜3ヶ月メールも完全放置状態だったので、少しリハビリがてら遊んでみることにします。
14:40追記
…
うわ、こう来たか!
15:50追記
ざっと見てみたら、Podcast対応どころか、iTunesのライブラリを勝手に読んで連携してますよ!(;´Д`)(さすがにiTMSで買ったデータは認識しないみたいだけど)
MPEG4のVideo Podcastも何事もなかったかのように読み込んだ。これはやっぱりPodcastベースの連携機能を組めばPSPも幸せになれるってことかな?
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