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2003/07/26

カメレオンUSB+ロジアナ 体調悪かったり仕事忙しかったりとでドタバタしていましたが、無事給料日を過ぎました。というわけで、お小遣い補充完了!(とほほ
手持ち部品で始めたBluetooth遊びも進めたいところですが、ここはまたちょっと目先を変えて(この落ち着きの無さがイケナイんだろうとは思いますが) カメレオンUSB+ロジアナセットをゲットしました。
Oszifoxのペンオシロも持っているので、これでなんとこのワタクシもオシロ+ロジアナ持ちですヤホー!
…ハードウェアはドシロウトなのにこんなの持っててちゃんと使えるんでしょうか…。


GBA液晶出力に接続完了 GBA液晶出力に接続(アップ) さあそんなわけで早速GBAの液晶出力につないでみました。
液晶パネルについていろいろと調べてみたところ、どうもパネルへ入れる入力信号はだいたいどの液晶についても似たようなものになっているようです。
ならば、GBAの出力を他の液晶に繋げるかなぁとか信号がきちんとわかればテレビdeアドバンスを使わなくても絵を拾えるかなぁとか思うのも道理なわけで。となると、まずはGBAの液晶出力の観察だ、というわけですね。(?)
液晶フレキケーブルから信号を拾うのが一番面倒ですが、そこはうまいことにテレビdeアドバンスの出力横取りケーブルがうまくやってくれていますので、このケーブルから信号を拾うことにします。


GBA液晶出力波形
というわけでこれがゲットした波形です。GBAにカセット入れずに起動した時の「GAMEBOY ADVANCE」と表示されている静止画面、一画面分。(あ、一応ロジアナに繋ぐ前にロジアナ壊れるような電圧が出てないことだけは確認しました。) 目に見えて波形が出ているのはこの画面に出ているものだけです。Probe 07以降は全部HかLに張り付いていて信号が全然出ていません。
…あれぇ?なんか信号足りなくないですか?ほんとにこんだけ?

Probe00,03,05はあきらかに映像信号です。アナログで出ているならRGBでキマリですが、そんなことあるんだろうか…。Probe01はまんまドットクロックですね。
しかしそれ以外の同期信号などの類は一切見当たりません。うーん、これはもともとこういうものなのか、先日の実験の時にGBAが壊れてしまったのか、それともケーブルが断線しているのか…。
ちゃんとしたジャンクのGBA(?)をもう一台ゲットして調べてみようかなぁ。うーん…

ドットクロックもきちんと拾えている しかし本当にこのロジアナは凄い。とりあえず複数ピンの波形が同時にざっと見られればいいやー、くらいの軽い気持ちで買いましたが、キットならいちまんえんしないくせに32ch100MHzサンプルがあっさり動いてびっくりです。GBAの液晶ドットクロック程度の速度なら本当に綺麗にタイミング見えてるもんなぁ…。
プローブ用のケーブルはPC用のIDEケーブルがそのまんま使えるので、プローブというかケーブル(32ch全部ぶん)もじゃんぱらで1本30円相当(=1本60円のジャンクIDEケーブルを真ん中で切って2本分ゲット。セカンダリのコネクタもケチって使えば3本取れて1本20円相当。)ちまちまクリップで止めるまでもなく、毎回適当にぶった切って半田付けでOK(笑)。クリップの「ちゃんとしたプローブ」よりよっぽど楽かもしれないですね、これ。




2003/07/17

うむぅ…。「テレビdeアドバンス壊してしまったかもしれない事件」は、掲示板からのY.K.氏による

Re: TVdeアドバンス Y.K. - 2003/07/17(Thu) 13:36 No.68


該当のICですが、

http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-SanJose/4207/tvgame/exgba.html

によると、SONY CXA2705M みたいですね。
職場の引越し前だったら転がってたICのような気がしますが、
引越しの際にこのあたりの部品はほとんど捨ててしまいました。
(拾っておけば差し上げられましたね。残念!)

ICの仕様書自体は転がっていますので、
http://f5ad.free.fr/Docs_Composants/CXA2075M.pdf

測定器(オシロなど)使える環境があるなら、取り替える前に
入出力のピンをいくつかあたってみたらよいかも。
Syncは出ているか?とかアドバンスつないだ時と繋いでない
時のこのICに対する入力に違いはあるか?とか...

ではでは!気長にがんばってくださいねー。


という素晴らしい情報により(ありがとうございます!)…

…怪しんでいたチップではないところの故障であろうことがわかりました(とほほ…

・昨日挙げたノイズだらけの写真は「この状態で静止画として表示される」。
・ワイド/等倍の切り替えスイッチを操作すると、このノイズだらけの静止画のままワイドと静止画が切り替わる
・怪しんでいたチップは「RGBからNTSC信号を作り出すエンコーダチップ」である
という状況ですので、液晶からRGBデータを取り込んでフレームバッファに保存するまでの過程に故障があり、フレームバッファからNTSCへ変換する部分は正常に動作していると思われるから…ですね。

はてさて、そうなると……あー……まぁ、のんびりやりましょうか。


面白げな電池ボックス[1] 今日は仕事の用事で秋葉原に行ったので、ついでにうきうきしながら秋月に行ったら休み…。って、今日木曜だったっけそういえば。
で、ちょっとがっかりしていたら、Mobile専科で面白い商品を発見しました。


面白げな電池ボックス[2] ええと、見た目ちょっとわかりにくいですが、実はこれ単三電池4本が入る携帯汎用バッテリーです。
見てのとおり、裏に4本の単三電池が入ります。で、DC OUTという端子から+5Vの電源が取れるという仕掛けになっています。また、この電源はUSB端子としても出ているので、USBバスパワー系のグッズをそのまま使うこともできるというわけです。
電源スイッチや電源ONを表示するLEDなども備えており、ケースそのものの質感もなかなか。 さらに、この、出力が+5Vというのがなんといってもオイシイ。自作系用のバッテリーにぴったりです。
(わざと電池を1本抜いて、電池3本相当で駆動してみましたが出力はきっちり5V出てました。ちゃんとDC/DCで昇圧しているみたいです。エライ!)


面白げな電池ボックス[3] さらに、逆側には「DC IN」という形でACアダプタやPCからのUSBを差す端子も備えており、内蔵の充電回路でNiMH2次電池などを充電することもできるという優れもの。
そして気になるお値段は…980円!うひょー、USBバスパワーで単三4本が充電できるってだけでもオモシロいのに、電池ボックスとして使えて、出力はきっちり5Vでこの値段ですよ先生。 充電回路が入っていると思われる上部スペースにちょっと余裕がもしあれば、そこにH8/3664でも仕込んでいろいろ遊べそう、自作向けの電源込みケースとしてこりゃサイコーとか妄想が膨らみます。


…が、今のところうまくバラせなーい…(ダメじゃん)

ネジが見えているところに一本しかなくて、このネジを外しても周囲はビクともしないです。うーん、ハメ込みなのかなぁ。まぁ、携帯+5V電源は微妙に欲しかったといえば欲しかったのでとりあえずこのままで使うことにしましょう。




2003/07/16

どきどきしながら「テレビdeアドバンス壊してしまったかもしれない事件」の続き。

テレビdeアドバンス出力画面 外したレギュレータを元に戻して、ACアダプタをつけて「最初の状態」に戻した結果の画面出力がコレです。(涙)
ゲームボーイ本体をつけてもつけなくてもおんなじなので、液晶からかっぱらった画面情報が全く読めていないか、かっぱらう周辺回路がまったく動作していないかのどちらかでしょう…。 NTSCへの画面出力そのものはでているので、全部が全部死んでいるというわけではなさそうです。


ここが怪しい… で、どうも異常過熱するICが一個あるのでこいつが怪しいのではないかと踏んでいます。…が、見てのとおり型番が潰されてます。ううう、これを交換したいのにぃ…
(あ、ゲームボーイ本体側からはいまもちゃんと電圧が出ています。電源が逝ったわけではなさそうです)


残念ながら今月のおこづかいではテレビdeアドバンスを買いなおす予算などどこにもない(涙)ので、これを治すか別の手を考えるかちょっと検討してみたいと思います。
まぁ現状Jukebox Multimedia+Eyetopで完全なウェアラブルビデオ環境は構築が完了しているので、とりあえず慌てず騒がず急がずでのんびり作っていく方向でやっていくつもりです。




2003/07/14

というわけで、今日は「テレビdeアドバンス」をバッテリー駆動化する検討です。

テレビdeアドバンス電源部 テレビdeアドバンスは電源として8VのACアダプタを使いますが、実際分解してパターンを追ってみると、どうやら写真の3端子レギュレータにそのまま入っていて、回路全体が5V電源で駆動されているようです。(レギュレータのドロップ分を含めて8VのACアダプタを使っている、ということでしょう)
バッテリー駆動化するのであれば、ちょっとこの構成は消費電力的に勿体無いというか無駄のような…。


レギュレータ撤去 というわけで、レギュレータを取っ払ってしまいました(笑)
これで、レギュレータの出力ピン相当のところに安定化した5Vを流せばいいんじゃないかな、と、そういう目論見ですね。


ゲームボーイアドバンス側5V電源 さて、その5Vはどこから取ろうかな、と探していたら…ありましたありました。ゲームボーイアドバンスの本体を開けていろいろ眺めてみると、ご親切なことに基板各所に名前入りのテストポイントが大量に作ってあります。で、この図の場所にある「VDD5」を見てみると…ビンゴ!
+5Vの電源が出ているようです。


電源を引っ張ってみる というわけで、とりあえずゲームボーイアドバンスから5V電源を引っ張ってみました。テレビdeアドバンス側が、どうにも見るからに電流沢山流れそう(コンデンサ山盛りついてるし…)なのがちょっと不安ですが、どんぐらい電流流れるのか、とかゲームボーイアドバンス側にどれぐらいの駆動能力があるか、なんてのはやってみなきゃわからんかな、と…。


繋いでみた …と、まぁやってみっべー、といきなり繋いでみることにしました。これでうまく動けばゲームボーイ側の電源だけで全体が駆動できるわけで、とっても運用が楽になる…はず、です。


ところが。

これが、動かなかったんですね…

テレビdeアドバンス側がちょっとピンチな感じです。電流足りなかったのか?+5V電源以外に必要な電源があったのか?どこか間違ってショートしてしまったのか?よくわかりませんが、とりあえず今のところ動いていない上に、ひょっとするとテレビdeアドバンスも壊してしまったかもしれません。原因調査はまだ進んでませんが、とりあえず今日はここまで。(原因はっきりするまで真似しないでね!)



2003/07/13

今日はちょこっとだけ小技な環境改善を図ってみました。

レンズ固定 ちょっと抜けやすかった「ディプレイユニット」と「レンズ」の間に細く切った強力両面テープを挟み込みました。クッション性のあるテープで、かつ強力なものなので これでとりあえず簡単には抜けなくなるでしょう。


ベルトポーチ 次にEyetopの外部ユニット+Jukebox Multimedia(などのデバイス)という組み合わせがぴったり入るベルトポーチを購入。近所のお店で980円。
なんだかんだとやっぱりデバイスが2個になると邪魔ですねぇ…。


スポーツバンド そして眼鏡用のスポーツバンドを購入。ドンキホーテで680円。(高い…)
眼鏡の後ろにつけるベルトで、スポーツなど激しく動くようなことをしている時に、眼鏡が落ちるのを防ぐためのものです。やっぱり結構Eyetopは重いので、ちょっとしたしぐさでズレてしまうことがあります。このバンドがあればそれも少なくなるだろうと期待してみました。(まだ実地テストはしていません)


さて、ウェアラブル・ビデオという使用方法ではこれでほぼ環境が整いました。何日か運用してみましたが、かなり感触としては良好です。
今までJukebox Multimediaではちょっと躊躇したような動画(アニメとか…いや、まぁ、気にしなければいいといえばいいんですが)も、Eyetop+Jukebox Multimediaという組み合わせでは 周囲を気にせず鑑賞することができます。…あー、いや、鑑賞している姿そのものが怪しい、というツッコミは忘れてください…。

というわけで(?)いよいよ、さらに一歩進んで「ウェアラブル・ビデオ」から「ウェアラブル・コンピューティング」へ踏み出すことにします。

「ウェアラブル・コンピューティング」。こんなプロジェクトとかこんな人とか、日本だとこんな人とかが有名です。
要は彼らと同じよーなことをしたいわけですが…さて、どこから手をつけましょう?
ただ「コンピュータを着ている」だけではコンピューティングとはいえません。実際に歩きながら、移動しながら、いつでもどこでもコンピュータが自在に使えて、はじめてウェアラブルコンピューティングを実現したと言えるのではないでしょうか。
そんな中先述の人たち(ウェアラブル・コンピューティングを研究している方々)は、Twiddlerなどといった片手キーボードや、腕に装着する小型キーボードなどを装着しているわけですが…

これらのデバイスは、正直言って、高い!んです。キーボードだけで2〜3万はあたりまえ。

いや、キーボードに2万出すというメンタリティがわからない、というわけではありません。私も初代Happy Hacking Keyboardを持ってますし、一方こんな(普通の人から見たらなんでこんなもんに8万も9万も出すのか理解できないような)Eyetopなんてシロモノを 買ったりしています。
わからない、というわけではないんですが…さすがに、お金がありません。(笑)

もともとEyetopはNTSC入力しかない、320x240画素のディスプレイです。これに一般的なコンピュータをぶら下げて可搬運用しようと思うと…わりと洒落にならないくらい手間とお金がかかりそうです。
バッテリーで動作し、腰にぶら下げられる重量とサイズで、NTSC出力を持っているコンピュータ…(あるのか?)それに外付けで片手キーボード…そして、320x240で運用できるようなソフトウェアの開発…。などなど、その研究を目的としているなら面白いでしょうが、仕事しながら片手間で遊ぶには、ちょっと大変そうです。

そこで、3秒くらい悩んだ結果、格安でウェアラブルなインターフェースを持つコンピュータを接続することにしました。
このコンピュータは、いわゆるWindowsのような汎用OSが動作するものではありませんが、豊富なソフトウェア資産がある上に、それなりのコンピューティング能力もあり、バッテリー駆動もばっちりで、外付けオプションでNTSC出力も可能で、使用するユーザインタフェースがもともと非常に洗練されているため片手操作も充分可能な上にすごく安いのです。信じられないような話ですが、本当です。






というわけで早速ヤフオクなどで材料を物色・購入。

液晶が壊れたゲームボーイアドバンス
ゲームボーイアドバンス(液晶が壊れたもの) 購入価格:810円

片手用ジョイスティック
ファミコン用片手ジョイスティック(なんと新品未開封) 購入価格:80円

テレビdeアドバンス
テレビdeアドバンス 購入価格:5800円(高…)

そう、ゲームボーイアドバンスだってコンピュータです。しかも、誰でも簡単に扱えるようインターフェースは非常に練りこまれた簡単なものになっています。…別に茶化すつもりはなく、大真面目に「ウェアラブル環境ではせいぜい十字キーのコントローラか、携帯電話のキーパッドくらいが快適に操作できる限界だろう」という気はしています。そこで、とりあえずゲームボーイをウェアラブル化してみることにしました。


割れた液晶の除去 まずちょっと見苦しいのでゲームボーイ本体から割れた液晶を除去しました。分解して、液晶を取り外すだけです。本体内にちょっと隙間ができましたが、この隙間、有効活用できるかなぁ…
ついでにテレビdeアドバンスの裏蓋装着もやっておきます。


テレビdeアドバンス側の改造 次に、テレビdeアドバンス側を改造です。
不要なオーディオケーブル(ゲームボーイアドバンス本体のヘッドホン端子に差し込み、テレビのRCAピンジャックに出力するためのヘッドホンケーブルがついていますが、今回はヘッドホンで運用するので不要です)をばっさり根元から切り取り、取り去ります。
また、テレビ側のケーブルも一旦根元から切り離し、写真のようにビデオケーブルだけ一本つけなおしました。(この部分、コネクタ状になっているのでコネクタ差し替えができるかと思ったのですが、しっかり半田付けされているようでした。思い切りよくニッパで切ってしまいましょう。もちろん保証は効かなくなりますが。)


改造済テレビdeアドバンス 改造が終わった状態のテレビdeアドバンスです。必要最小限のケーブルが出ている感じですね。


改造済テレビdeアドバンス+本体 そしてゲームボーイ本体、Eyetopの外部モジュールと組み合わせるとこんな感じになります。


さて、とりあえず今日はここまで。あとはテレビdeアドバンスの電源をバッテリー運用可能にする改造と、ゲームボーイ本体のコントローラをどうにかする(片手コントローラで遊べるようにしたい…)改造を一応予定しています。


液晶が壊れたゲームボーイアドバンス
えへ♪












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