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WRISTOMO MANIAX

450円でできるWRISTOMO充電スタンドの製作

スタンド完成図

ごろんと置く WRISTOMOの充電、普段どうしてますか?
外したままの状態で充電アダプタをつけてそのまま机に置くと、どうにも収まりが悪いというか、ごろごろと転がってしまってとても置きにくい、という状態になると思います。
その一つの解決策としては、右の写真のようにアッパーアームだけ閉じた状態にしておくことで、アームを「支え」にして転がるのを防ぐ、というTIPSがあります。実際この置きかたは癖にすると結構便利で、充電以外の時でも応用が効きます。
が、どうもやっぱりしっくりこない。携帯電話のような「定位置」が欲しい、という方も多いのではないでしょうか。

そこで、手近に手に入る材料を使って、簡単な「WRISTOMOを置く定位置」としての「充電スタンド」を製作してみました。
…作ろうと思い立った時はもう少しかっこよくなる予定だったのですが、実際作ってみるとちょっとダサい感じがするのには眼を瞑ってください…。(とはいえ、やっぱりこういう「置き場」があると実際便利です…。)




材料 これが今回用意した材料です。100円ショップに「クラフトラック」(紙のパイプやプラスチックのジョイントを組み合わせて作る組み立て家具)のシリーズがありましたので、そのパーツを主要部品としました。100円ショップにない場合は無印良品で同様のものを扱っているようですが、値段がかなり高くなってしまいます。
クラフトラック 40cm紙管×2本セット 100円 1組
クラフトラック L字ジョイント×2個セット 100円 2組
クラフトラック キャップ×4個セット 100円 1組
プラスチックカードケース A7 48円 1個
448円


紙管カット(1) まずL字ジョイント2個を隙間無く繋ぐための短い紙管を作ります。L字ジョイントの筒の部分に奥まで紙管を挿し込み、写真に示した程度の長さでカットします。
紙管はかなり硬く丈夫ですが、ノコギリなどを使うとつぶれてしまいます。大き目のカッター(写真に写っているようなタイプ)を切りたいところに突き刺し、紙管を回転させながら切っていくのが一番綺麗に切れるようです。
※ぶあつい紙をカッターで無理やり切るのはかなり危険です。怪我などには充分注意してください。

紙管カット(2) 次はスタンド手前側の紙管をカットします。L字ジョイントの手前に紙管を挿し込み、テーブルの上に置く角度を想定してカットする線を決めます。写真のように紐などをきつく巻きつけた上で目印の線を書き込むと綺麗な線で切ることができます。
スタンド手前側の紙管は2本必要ですので、同じ長さ・角度で2本カットします。


紙管カット(3) 同様にスタンド奥側の2本もカットします。こちらは角度をつける必要はありません。長さは手前側2本とほぼ同じか、若干長めにします。完成図のように実際に軽く組み立てて角度を見ながら長さを決めてください。

部品一覧 結果として、写真のような部品が揃います。L字ジョイント4個、カットした紙管が合計5本となります。

部品の組み合わせかた そして部品を、このように組み合わせてスタンドを作ることになります。紙管をカットする長さを決める際は仮組みしながら進めていくと良いでしょう。

仮組 仮組した状態です。ここから、WRISTOMOのロアアームの支えになる板の取り付けと、充電アダプタのケーブルを紙管の中に通す加工を行います。

ロアアーム支え用のスリットを切る スタンド手前側の紙管(角度をつけてカットした2本)には、ロアアームを支えるための板を差し込みます。カッターを使い、そのための切り込みを入れます。右側・左側でそれぞれ逆サイドに切り込みを入れるのを忘れないようにしてください。

ロアアーム支え用の板を作る 次は実際に差し込む板のほうを用意します。材料の中からカードケースを適度なサイズに切断します。これは安い下敷きでもなんでもかまいませんが、カードケースにすることで、お好みで中に写真などを入れることも可能になります。

ケーブルが通る穴をあける 最後に、紙管・L字ジョイントなどの中から、実際に充電アダプタのケーブルが通るところに切り込みをつけておきます。
ケーブルの先に大きな(WRISTOMOに繋がる)コネクタがついていますので、「穴をあけてそこを通す」ということはできません(やってみればわかります)。管の先にこのような切り込みを入れ、ケーブルを食い込ませるような配線をするようにしてください。

組み上げ(1) 組み上げ(2) 最終的に組み上げるとこんな感じになります。上部でL字ジョイント2つの中間に(畳んだ状態の)アッパーアームをひっかけ、ロアアームをぶらさげています。この時、ロアアームは(カードケースの)板にひっかかり、適度に支えられている状態になります。
充電用のケーブルは手で差し込み・外す必要がありますが、WRISTOMOのすぐ裏側から紙管の中に入り、余分なケーブルが目立たないようになっています。



テーブルの上におくと後ろ側がちょっと邪魔ですが、「WRITOMOの定位置」かつ「卓上時計がわり」というのは思ったより快適です。このスタンドそのものはあまり出来がいいとは言いがたいものがあるので、これをそのまま作るわけではなく、ぜひ参考にしてみなさん独自のWRISTOMOスタンドを作ってみてください。









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