OCZ NIA - Neural impulse actuator - 脳波マウスで遊んでみよう bookmark
OCZ NIA - Neural impulse actuatorとは、OCZ Technology が販売する、脳波で制御するコントローラー(!)です。「脳波マウス」と標榜はしていますが、マウスほどの自由度はない…らしい。
もともとは「ゲーミングコントローラ」ということでFPSなどのゲームを快適に遊ぶためのデバイスらしいですが、当然(笑)ゲームに使うつもりはさらさらなく、何かヘンなことに使えないかなとか目論んでます。
準備 bookmark
OCZ NIAのペーじから、最新のアプリケーションをダウンロード。2008/08/08現在で最新版は1.007。
NIAそのものはUSB HIDとして動作するので、特別なドライバは必要なく挿せば認識する。まぁ、たしかにヒューマン・インターフェース・デバイスではあるけれども…
で、挿してからドキドキしながらダウンロードしたnia.exeを起動…
…
……
よく見てみると「古いバージョンをこれで上書きしろ」と書いてある。焦りすぎだ俺(笑)
さっそく古いバージョンから落ち着いてインストール。そしてダウンロードしたnia.exeを上書きして…起動!
…うごいたー。
というわけでまずは調整。キャリブレーションです。
脳波(+筋電)測定用のヘッドバンドを装着した上で、ベースの状態を測定するわけですが…
早速ここからしてうまくいかない(笑) ヘッドバンドを装着するとグラフが上に張り付いてしまって全然動かない。これはどうすればいいんだーw
キャリブレーション bookmark
というわけでキャリブレーション。
OCZ NIAは、非常に微妙な電圧の変化を測ってPCの操作に置き換えます。なので、その「非常に微妙な電圧」のレベルをまず決めないといけないわけですね。
これは、まだヘッドバンドを装着していない時の状態です。
空気中のノイズを拾っているのか、測定値グラフ(黄色い線)がちょこちょこと動いています。
説明によると、「ヘッドバンドを装着すると、この黄色い線がすぐ下がるから、安定したところでキャリブレーションをしろ」と書いてあります。
というわけでヘッドバンドを装着すると…
一瞬で黄色い線が「上に」張り付きます(><)
反応しすぎというか、これではキャリブレーションもできません。
まだこの状態のはっきりとした対応策はよくわからないのですが、
- 汗を拭く
- 位置をいろいろ調整してみる
- NIA本体を、ひざの上など自分の体に接触させる
- ヘッドバンドを装着した状態で、おでこの皮膚を両側から中心に向かって押し込む(言葉にするとわかりにくいなぁ…)
などなど、呪術的ともいえる思いつく限りのことを尽くしてやったりすると、何かの拍子で
これっくらいまで降りてくることがあります。(やったー!もう一度ためしてみよう、なんて一回ヘッドバンド外しちゃうとまたなかなかここまでこれなかったりします…)
本当はこれでもまだレベルが高すぎるらしいんですが、ともかく「上に張り付きっぱなし」の状態だけはなんとか脱したのでここでキャリブレーションのボタンをぽち。
「Baseline High, Possible Calibration Problem」とか言われちゃいましたが、そんなこと言われても知らん!ここから下がらんものは下がらんのじゃー!
テスト bookmark
と、ここまで来たら一旦テスト。はたしてどんなもんでしょうか。
右側の縦軸のバーが筋電を拾っているらしきグラフです。レベルによってZ1,Z2でトリガがかけられるみたい。
左側の横軸が視線、なのかな?
この段階で、右側の縦軸は意外と自由に動かせます。というか、なんかこう奥歯のあたりとかにグっと力を込めると動きます。
しかし、Glance…。これはさっぱり動かし方が…わからない(><)とほー
そして
脳波画面も、自分の意思とは何の関係もなくわしゃわしゃと動いているだけです。本当にこれ自分で制御できる日はくるんだろうか…。
(随時更新)